OpenAI、GPT-6 Cyberを発表
OpenAIは11月5日、セキュリティ研究向けモデル「GPT-6 Cyber」を公式に発表した。前日に報じられたLinuxカーネル調査では、自律パイプラインが約1,724件の脆弱性を再現し、うち948件のローカル権限昇格について動作するエクスプロイトを生成、人間のレビュー後にパッチも作成したという。APIクレジットは約120万ドル(1件あたり約1,000ドル)で、人が1年で見つける規模を大きく上回る、とまとめられている。
公式投稿では、より強い能力とアラインメントの両立を強調。セキュリティチームがMozilla、Palo Alto Networks、Califなどでも利用しているとし、11月12日には「Cyber at the Frontier」ライブ配信も予告した。防御側向けのDaybreak(Blue/Red)を、規模の異なる組織やOSSメンテナへ広げる方針も示した。
一方、週前半から囁かれていたGPT-6.2 Astra/Solの金曜公開は、Cyberが先に出た形。コミュニティでは「Astra/Solはすぐ続く」との見方が残るが、公式の一般公開アナウンスはまだない。
チャットの次世代より先に、セキュリティ研究向けのCyberが出たのが印象的です。LinuxカーネルでLPEを948件再現してパッチまで書いたという数字は大きいですが、APIクレジット約120万ドルかかったともあるので、誰がこの能力を防御に使えるかがポイントだと思います。Astra/Solは公式が出るまで待ちます。